IVRCの最近のブログ記事

審査で通過できなかったとしても諦めない

  IVRCやコンテスト、学会などのプレゼンの方法について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
 毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。

 
諦めない
 IVRCだけが全てではありません。あなたたちの作品を全否定された訳ではないです。素晴らしい作品であったがIVRC向きではなかったというだけです。審査員の先生方のコメントはあなたたちの作品を良くするはずです。そのコメントを心に受け入れて、より良い作品を作りましょう。何日も寝ずに徹夜して仕上げた企画です。 この程度で終わっていんですか?
 通過できなくなって決して終わりではないんですよ?!これからです!

 
何故通過できなかったのか考える
 何故通過できなかったのかを考えてください。 

 通過した作品を見てください。「確かに負けた!」と思ったのであれば、あなたは素晴らしく成長する可能性があります。
 いや、「あの作品には負けるはずはない、審査員の先生方は節穴だ!」と思っていますか?もし、仮にそうだとしても、 審査員の先生方にあなた達の作品の良さを伝えられなかったあなた達が悪いのです。企画書の書式が間違っている。怪しい日本になっている。支離滅裂なことを書いている。結論がない。何をするかわからない。言いたいことが分からない。さまざまな理由が考えられます。あなた達の作品は素晴らしいものです。でも相手に伝わってこその作品です。そのあたりを勘違いしてはいけません。

 何が悪かったのか、何がダメだったのか。を考えてください。通過した作品にあって、私たちの作品にないものは?書類の書き方は?プレゼンの方法は?作品の出来は?チームワークは?

 
通過できなくて本当に「悔しい」かを考える
 通過できなくて、「よかった。もう解放される」と思っていませんか?もしそうなら、落ちて当然です。全力で努力してないのに通過できるはずがありません。
 
 悔しいですか?本当に悔しいですか?
あんなに頑張ったのに、「どうして?なんで?!悔しい!」と涙を流せるだけ頑張りましたか?本当に努力しましたか?100%実力を出し切りましたか?


 
他の場所で発表する
 IVRCだけが全てではありません。国内外には様々な場所で展示する機会があります。通過できなかったから諦めてはいけません。 良い作品を作って、さまざまな展示会で作品を発表しましょう。 

「IVRCで通過できなかったんだけど、この企画でSIGGRAPH通りましたけど、なにか?」と審査員の先生方を見返してあげましょう!



 

チーム運営について重要なこと

 IVRCやコンテスト、学会などのプレゼンのチーム運営について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
  毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。 

 
役割を決める
 チーム、グループを形成するうえで、それぞれの役割が必要になります。必要最低限以下の役割は必要かと思います。
    • リーダ 
    • 予算管理 
    • スケジュール管理
    • 制作担当 
    • 展示プレゼン担当
    • 宴会部長

 チーム内で担当を決めてください。一定ごとに役割をローテーションしても面白いかもしれません(混乱するかも・・・)

 
Webサイトを作る
 blogでもwikiでもよいです。必ず作成してください。そしてメンバーがどこでも常に閲覧できる状態にしてください。連絡事項、決定事項はすべて、そのサイトで行うようにしてください。
 メールでも良いかと思われるかもしれませんが、メールでの連絡は避けてください。送受信回数が増えてくると管理しきれなくなります。どのメールだったのか分からなくなります。決定事項、進捗状況を常にサイトに書き込んでください。
  会議ごとに、かならず議事録を作ってください。なにが話題に上がったのか、なにを議論したかを記載してください。そしてそれをサイトにアップして、会議に休んだ人にも情報を共有してください。
 
 作成したサイトがメンバ以外が見れないようにしてください。他のチームの人に見られます。「あえてオープンで公開するんだ!」というのであれば大歓迎です。

 
意思の疎通を図る
 決定事項でも人にとっては、とらえ方が千差万別です。Aと決めたとしてもA+と捉えたりA-と捉えたりします。その微妙な差を埋めるように努力してください。
 常に修正してください。自分の思い込みで一人で物事を進めると大変なことになります。頻繁にミーティングするなどして確認作業を行ってください。 
 
メンバを信じない
 常に他のメンバーがどのような作業をしているか確認してください。暴走すると前が見えなくなります。時間が経てば経つほど、大きくずれた方向に進みます。
  「俺プログラムやっとくわ」と任せ、2週間後に見てみると全然違うプログラムが出来てくるということもあります。
  頻繁に「今何してる?」「どういう状況?」かをメンバで確認してください。

 
一人に任せない
 制作状態を見せずに「家でやっている」「もうすぐ完成します」という口だけの言葉を信じない
 人は追い込まれると逃げます。口では進んでいるといっても実際は進んでいないことも多々あります。 
 進んでいるなら進んでいる証拠を見せてもらいましょう。ダメならダメでメンバーで助け合いましょう。

 
飲み会をする
 なにより重要なのがメンバー同士の意思の疎通です。ギスギスした状況でチーム制作などできません。定期的に飲み会や食事会などを開催してメンバー同士の交流を深め、なんでも相談できるチームワークを構築してください。

 
写真を撮る
制作過程を写真で納めてください。
あとで審査員に見せることもできます。論文に書くことできるかもしれません。記念写真にもなります。いい思い出になることは間違いありません。写真を撮ってください。

 
カリスマを作らない
 カリスマリーダがいれば、全てを統括して、質問はすべてリーダが答える。全てのメンバが彼の言うことを聞いて仕事をする。というやり方も良いでしょう。
 絶対的な指導力の元、物事がスムーズに運びます。ただ、もしそのカリスマリーダがプレッシャに耐え切れず押しつぶされたらどうしますか?倒れたら・・・・入院したら・・逃げたらどうします?突然、事故に合うかもしれません。そうなったときグループは機能しなくなります。
  そうならないための工夫も必要です。チームメンバ全員で考えて行動できるような体制をつくる必要があります。

 
一人で作業を抱え込まない
 「メンバに頼むより自分が作ったほうが早い」と思われる場面も多いかと思います。それが1つ2つであればいいですが、100も200も抱え込むと大変なことになります。押しつぶされます。
 一人で抱え込まずに「助けて!」とシグナルを出しましょう。また、他のメンバも「アイツに任せておけば大丈夫だから」というのではなく「大丈夫?手伝うよ!」っと助けてあげてください。 

 
設計図を描く

エンジニアならまず設計図書くだろless than a minute ago via あの人 Favorite Retweet Reply

 設計図を書いてください。
  いきなりキーボードをたたいたり、半田ごてで制作し始める人がいます。一人で制作するのであればよいですが、チームで制作を行います。 
 あなた達はエンジニア、工学技術者の卵です。かならず図設計図を書きましょう。 
 設計図があれば、あなたが倒れたとしても、他のメンバを設計図を見ながら作成できるはずです。

 
スケジュール管理
 スケジュール、締切は必ずやってきます。だからといってスケジュールを全く立てなくてもいいという分けにはいきません。 
 常に担当者が、進捗状況を把握し、どの部分が遅れているのかを把握してください。
  制作のスケジュール以外に各メンバーのスケジュールも管理してください。 IVRCは夏休みを挟みます。夏休みの思い出はIVRCの制作だけという夏休みもいいかもしれませんが、ひと夏のアバンチュールも楽しみたいはずです。素敵な出会いもあるかもしれません。その可能性をつぶさないでください。 交代で休みを取るなど考えてください。

  googleさんのスケジュール共有などを使うと便利かもしれません。

 
予算を考える
 ものづくりにはお金が必要です。予算をどのように捻出できるかが重要になってきます。はっきり言ってお金が潤沢なチームは有利です。「買えば済む」で解決できます。反対にお金のないチームは、いかに低予算で作るかを考えなければいけません。

 ・過去の作品を流用する。 
 IVRC2009で明和電機賞を受賞した東京工業大学のAir-Hair(チーム:ビノール・ド・チャイ)は、お金がないので電磁弁を自作し、過去の遺産(ロボコンの部品)を流用するという努力を行っていました。 この努力が審査員の評価も上げることもあるのですが、やはり開発費は欲しい。 
 各研究室の入り口や倉庫などに使われなくて眠っているガラクタが大量にあります。それらの部品をうまく再利用してみてください。

書類審査を上位で抜ける。
 最近のIVRCはどうなっているのか分かりませんが、以前ですと、書類審査を通過すると順位によって制作費補助が5~10万円出ました。1位が10万、2位が9万、3位が8万・・・・だったと記憶しています。今年はどうなるか分かりませんが、しっかりとした企画書を書いて書類審査を上位で抜けるようにしましょう。

 ・先生にお願いする。
 研究室に所属しているのであれば、担当の先生に泣き付いてみましょう。いくらか援助してもらえるかもしれません。当たり前ですが、その際、企画書も提出して「やりたいんです。でもお金がない。先生しか頼めるひとがいないんです」という誠意を見せるようにしましょう。「ただ、制作費が欲しい、欲しい」だけでは先生の心は動きませんからね。大学の教授たちあきらめずにを回りましょう・・・・ 
 
大学にお願いする。
 大学の制度によっては、IVRCのようなグループ活動などに対して、補助金を出してくれる大学さんも存在するようです。書類審査、プレゼンテーション審査で上位の成績(「あの有名大学を抑えて」)で通過していると交渉も行いやすくなります。 私の前任校では一切そういう仕組みはありませんでした。書類審査を一位で通過したといってもダメでした。それぞれの学校の担当者に相談してみましょう。

 ・各自がバイトをする。
 どうしてもお金が捻出できない場合は身銭を切るしかありません。 
 IVRC2008年の総合優勝した筑波大学のYOTARI(おたまじゃくし)のチームは、相当な額の身銭を切ったと聞いたことがあります。
 制作時間なども考えるとバイトして制作費を稼ぐというのは、本末転倒のような気もしますが、「それでもやりたい」のであればやりましょう。
 ※可能な限り避けてください。金銭トラブルでチーム崩壊という危機もあります

 
予算管理
 制作にはお金がかかります。自分たちはいくら制作費があるのか、いままでいくら使ったのかを常に管理してください。気が付いたら赤字になっていることもあります。予算担当者を決めて、常に予算の現状をメンバに伝えるようにしてください。

 
できる仕事を考えてあげる
 プログラムもモノづくりも全くできないけど参加している人もチームはいると思います。プログラムに参加させるのもいいかもしれませんが、強要するのではなく、その人の能力にあった仕事を割り振ってあげましょう。たとえばプレゼン担当にするとか方法はいろいろあります。
 中には、自信過剰で全くプログラムもできないのに「やる!」といって聞かないメンバも出てくるかと思います。当然チャレンジしてても出来なく自信を喪失しているメンバに「だから無理っていったじゃないか!お前もうあっちに行けよ!」というのではなく、彼が出来る範囲のメンバが仕事を選んで任せてあげてください。 
 「じゃぁ、お前、雑用やな!」というのではなく「地味な仕事で悪いけど、『縁の下の力持ち』となってチームのサポートをお願いしたいんだけど・・・」と言うだけでもだいぶ違ってきます。

 
温度差の問題
 メンバ全員が高い志を持っているとは限りません。「夏休みを返上してでも良い作品を作るんだ」という志をもっている人もいますが、軽い気持ちで参加している人もいます。
 「こんなに忙しいとは思わなかった」「もうやめたい」と言い出してくるメンバもいるかもしれません。あなたたちならどうしますか?

 あなたたちのメンバ構成はどういった学年構成になっていますか? IVRCは上位入賞すると次の年のSIGGRAPHやLavalVirtualに行くチャンスが与えられます。
 1~3年生ならは行くことは可能です。また大学院に進む4年生も可能です。しかし、就職が内定している4年生はどうでしょうか?入社一年目で長期の休みが取れますかLavalVirtualであれば4月初めです。新人研修時期に休みを取れる人は少ないでしょう。
 
 上位入賞したとして、次のSIGGRAPHやLavalに向けてバージョンアップを行おうとした時、 今まで通りの制作を続けようとした時、「俺、どうせ行けない・・・なんでこんな大変なこと続けたくない」とメンバー同士に亀裂が生じることがあります。 賞金を得たとして、次のバージョンアップに向けて使おうと決めたとしても「俺、もう抜けるし・・・。その金、分配してくれよ」と問題が発生することもあります。
  注意してください。今後をどのように行うかはメンバー同士でよく話し合ってください。



  • IVRCで勝ち抜くためには
    企画を考える (11/04/29)
    展示について重要なこと (11/04/29)
    応募書類について重要なこと (11/04/30)
    プレゼンテーション審査について重要なこと (11/05/01)
    チーム運営について重要なこと (11/05/10)
  • プレゼンテーション審査について重要なこと

     プレゼンテーション審査  IVRCやコンテスト、学会などのプレゼンの方法について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
     毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。

     
    時間を守る
     IVRCのプレゼンテーションの時間は決まっています。今年は150秒のプレゼンと150秒の質疑応答です。300秒、5分で全てを説明しなければなりません そして、当たり前ですが時間厳守です。
     前半のプレゼンテーション時、時間をオーバーすると打ち切られます。プロジェクタが遮断されます。話の最中であろうと打ち切りです。(後半の質疑応答時の打ち切りはわかりませんが・・・・) かならず時間内で説明できるように何度も練習してください。
     プレゼンテーション最中に様々なトラブルも想定に入れてください。トラブルがあろうとも時間厳守です。

     
    テクニック
     非常に短い時間でプレゼンテーションを行わないと行けません。このプレゼンにはテクニックがあります。それは後半の質疑応答時間を有効に使うという手です。

     その1 罠をしかける
      たとえば、AとBを説明したいとしましょう。しかし、150秒ではAとBを説明しきれない。その場合、あえてBを説明しないという方法です。
      そうすると審査員はBについて質問してきます。そうすると「待ってました」とばかりに、残りの質疑応答の時間をかけてBを説明することができます。 ここで、重要なのが、かならずBについて質問されるように前半のプレゼンテーションに穴を開けて罠を仕込んでおくことです。「質問されやすい。」「攻撃されやすいようにあえて説明をしない」という方法があります。 

    その2 モノで釣る
      もう一つがプロトタイプを持ってくるです。が・・・・あえて前半のプレゼンテーションには説明しないという手です。 審査員に見える位置に持ってくるのですが、触れず前半のプレゼンテーションを終えます。
      審査員の方々は「それがなんなのか・・・どう動くのか」が気になって仕方がないはずです。あえてプロトタイプには触れないでおくと 「それはなんなの?」という質問がきますから、それについて答える時間が与えられます。 

     この質疑応答時に「ちゃんと考えてますよ!ここまでやってるんですよ!」と審査員にアピールすることができれば効果テキメンです。しかし、万が一、この罠が不十分で、罠やモノに引っかからない場合もあります。そうなれば残念な結果になりますから必ず緻密な計算を立ててください。

    明るく、大きな声で、元気良く

    声は大きくしましょう.最近の学生は声が小さい.それだけで,試問の点数半減するよ. Wed Apr 20 11:36:01 +0000 2011 via あの人

     これは当たり前のことですが、難しいみたいです。
      とても素晴らしいアイディアや企画、研究ですが、何を言っているか分からない発表を聞くことがあります。マイクを使っているのですが、「ボソボソ・・・・ボソボソ・・・・」としか聞こえてきません。非常に勿体無い限りです。何度も練習して、人前で話すことができるようになってください。  男性よりも女性の声のほうが聞き取りやすかったりしますよ。私は・・・・。

     
    内容を分かりやすく
     これも当たり前のことです。自己満足で完結しないでください。「これぐらいは分かるだろう」と思わないでください。 相手に伝わってこそのプレゼンテーションです。相手に伝わるような発表をしてください。コアな研究の話をしても意味がないかもしれません。
     また「○○じゃないですか~」という言葉を使わないように注意してくださいね。

     
    プロトタイプは最大のデモ
     プロトタイプ、実機を作って持ってくるチームは強いです。言葉で言うよりも実機を見たほうが説得力とインパクトがあります。  口先だけでなくモノをここまで実装できるという証明ができます。「企画は素晴らしいけど、本当に作れるの?」「これ無理じゃないの?」っと思われる審査員の方もいらっしゃるかもしれません。その方達に「ここまで出来ています!!」とアピールしましょう!!

    他の作品をチェックしろ
     ライバル作品をチェックしてください。間違っても自分の発表が終わったからといって外にでて行くことのないようにしましょう。かならず聞いてください。
     「これには勝った」「これには負けた」という作品があるのであれば、何故「勝ったと思ったのか?」「なにが勝っているのか」を考えてください。
     「これには負けた」と思うのであれば、その作品に勝つためにはどうすればいいかを全力で考えましょう。
     ただ、プレゼンテーション審査後も作品の変更は可能ですから、相手もバージョンアップしてきますから、それを見越した予測を立ててください。


    メモを取る

    ちょっとメモ用意して Fri Mar 18 11:13:01 +0000 2011 via あの人

     審査員の方々は、この業界の第一線で活躍されている先生方です。 この方々に、あなたたちの作品を審査して、質疑やアドバイス、コメントを頂ける素晴らし場所です。 その好評、批評も含めて必ずメモを取りましょう。プレゼンテータ以外のメンバの方で結構ですから、忘れずメモを取りましょう。 プレゼンテーション審査を通過、落選しようとも、そのアドバイスは必ず役に立ちます。
     
     講評は聞く。今年の審査ポイント、なにを評価にしたのか、審査員の動向を必ず聞いておくようにしてください。そしてそれに向かって作品を改良してください


    トラブル対策
     150秒という短い時間ですが、様々なトラブルを想定してください。またそれに備えてください。 考えられるトラブルを上げておきます。

    ○動画が再生されない。
    映像が出力されない。 ノートPCでは再生されるがプロジェクタにつなげると真っ暗で画像がでない場合もあります。事前に接続するなどして再生されるのを確認してください。Windwsの場合はWMV形式にしておくと良いかもしれません。 

    ○途中でパソコンがフリーズする。
      パソコンに頼りっきりだと、フリーズした場合どうしますか?再起動する間に時間が過ぎてしまいます。パソコンがフリーズしても大丈夫なようなプレゼンテーション方式や、予備のPCでを立ち上げて用意しておくなどの準備しておく必要があります。 
      
    ○音が再生されない 
     動画などの音が再生されない。オーディオ出力のコネクタの位置を事前に確認してください。事前に確認してください。スピーカは会場に用意されているみたいです。  

     
    懇親会には参加する
     審査に通過しても通過しなくても懇親会には参加してください。 さまざまは話が聞けます。 懇親会には審査員の先生方、また他の応募者がたくさんいます。
     審査委員の方々には、自分の作品はどうだったのか?何が駄目だったのか?何が良かったのか?を直接聞くチャンスです。 また、他の大学の応募者との交流も持つことができます。 他大学の学生さんとの交流も素晴らしいものです。出来る限り参加するようにしてください。  

     同じコンテストに応募するという志を持った仲間です。必ず良い友になるはずです。




    応募書類について重要なこと

     IVRCやコンテスト、学会などの提出書類について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
     毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。
     
    締切を守る

    そんな時間感覚じゃいけない.今日中にやりましょう,今日中に. Thu May 12 06:36:01 +0000 2011 via あの人

     最も守るべきことは、締切りを守るということです。
     これは社会に出てからも変わりません。締切りが決まっていれば締切り厳守です。 あなたたちは期限が決まっているレポートを期限後に提出してきます。理由を聞くと「風邪で・・・」「体調不良で・・・」という理由が殆どです。 社会に出て納期に間に合わず「風邪で・・・」が許されると思いますか?それが、大学だから許されると思っているのであれば大間違いです。
     
     提出日に風邪や体調不良で提出できないことを想定できなかった貴方が悪いのです。
     
     提出日に遅れるのであれば、期限前に理由を知らせるべきです。提出期限後に「だってしょうがないじゃないか」と述べるのだけは避けてください。 

      IVRCでの提出期限はHPの「書類審査」に掲載されています。 


      かならず提出期限を守ってください。おそらく締切時間を過ぎると投稿サイトが消えアップできなります。 直前に、学内のインターネットが停止なったり、作業停電が開始されたりする可能性も考慮してください。

     
    応募様式を守る
     提出書類はかならず全て出す。提出様式を守る。 「この書式で」「この様式で」という指定があるのであれば、その指定に従ってください。「A4」と言われたら「A4」です。

     「オリジナリティを出すんだ!」といってA0で書かないようにしてください。あなたのそのオリジナリティは決められた様式の企画書の中で発揮してください。

      あなたたちのレポートでは詳細に様式を指定したのにもかかわらず用紙違いのレポートやルーズリーフのレポート、表紙なしのレポートを提出してきます。中にはホッチキス止めもせず、さらには、ガムテープでレポートを止めてくる人もいます。正気ですか?

     IVRCの様式はこちらに記載されています。 

     
    提出ファイルはPDF
    提出ファイルはPDFです。Wordのファイルではありませんよ。
     「いいじゃん、それぐらいそっちで変換してよ」という考えはやめてくださいね。 PDFに変換するソフトを持っていますか? 変換方法などはIVRCの「応募方法」に掲載されています。

     
    銀行は15時に閉まる
     ご存じでない方も多いのですが、通常、銀行の窓口業務は15時に閉まります。15時以降窓口では受付してくれません。応募当日の15時に銀行に投稿料を振り込もうとしても無理です。注意してください。少なくとも前日までには振込を済ませるようにしてください。通常、振込手数料がかかるので、1,000円だけ握りしめていくのも避けてくださいね。
      IVRCの応募方法には「支払い証明の複写はATMのご利用明細票でもかまいません。」との記載もあります。ほとんどのATMは24時間営業中なので問題ないかと思います。(銀行によっての利用時間や、現金での振込ぬい利用時間がある場合もあるので事前に確認してください。)
      通常ATMでの振込は15時以降の振込は翌営業日扱いになるようです。締切当日の15時以降にATMで入金した場合、IVRC実行委員会は「入金が確認されていないので・・・」と判断するかもしれません。かならず期限までに入金するようにしてください。

     
    提出時間に余裕を持つ
     時間に余裕を持ってください。追い込まれないとやらないのはわかりますが、余裕をもってください。提出日の1日前には全ての提出を終えるようにしましょう。
     企画書はギリギリまで練ってください。提出日ギリギリまで練ってネットワークトラブルになったらどうしますか?そうなっても困らないように、せめて1日前には一度、現状の全ての書類をアップしてください。最低限提出は確保できます。トラブルがあったときの保険をかけておいてください。
      おそらく、締切ギリギリの時間にアクセスが集中するのが予想されます。遅延などでアップできなかったらどうします? 「俺は悪くない!そっちが悪い」と文句を言うのですか?

     
    提出を一人に任せない
     グループで行う場合がほとんどだと思います。  「あぁ、これ、俺が提出しておくわ」「お前、これ提出しとけよな!」ということにならないようにしてください。 先ほども書きましたが、何があるかわかりません。 うっかりミスで違う書類をアップロードすることもあるかもしれません。 そうなった場合、誰の責任ですか?提出を依頼された人が悪いのですか? 確認しなかったあなたにも責任があります。 
     アップロード後に必ず、グループのメンバも正しい書類が提出出来ているか確認を行うようにしてください。



    読んで理解できる企画書を書く
     「これどういうことですか?」と質問してくれればいいですが、書類審査だと審査員が書類を読んで理解できなければ、アウトです。 
     「ちゃんとここに書いてあるじゃないですか?どうして理解できないんですか?」ではありません。あなたの企画書が分かりにくいから理解できないんです。それは履歴書や就職のためのエントリーシートでも同じことが言えます。 

    あなたたちの企画書は、誰がみても分かるような書き方、書式になっていますか?「これぐらい分かるでしょ」ではありませんよ。



    展示について重要なこと

     IVRCやコンテスト、学会などの展示の方法について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
     毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。

     
    体験者の回転を上げる
     体験型のインタラクティブシステムは、より多くの人に体験させてなんぼの世界です。あなたのシステムは一日に何人の人が体験できるシステムを想定していますか?
      1人当たりの体験時間を想定すれば1日あたりの人数が計算できます。1人の体験が3分だとしましょう。体験者の入れ替えなどで若干時間がかかった(体験者のカバンを預かったり)として、おおよそ1分。1人当たり4分弱。1時間だと15人。1日の体験時間が10時~16時までとすると7時間。最大で約105人になります。一日105人の体験者を回すことができれば理想ですが、実際には、その人数を大きく下回るでしょう。説明の手際の悪さ、説明人員の不足や疲れ、想定していないトラブルなどが原因です。この原因をどのようにして最少にするかが展示において重要な要素になります。

     
    終わりを作る
     システムには必ず終わりを作ってください。終わりのないシステムはダメです。かならずTimeOUTやGameOverを作る必要があります。そうしないと永遠にプレイが終わりません。体験者が納得できるまで帰ってくれません。1人で10分,20分もプレイしてる姿を想像してください。作り手としては長い時間プレイしてもらえるのは嬉しい限りですが、より多くの人に体験してもらう展示では不向きです。決められた時間で終わるような仕組みを作る必要があります。「説明者がそろそろ時間なんで次の方へ」と堂々と言えればよいですが、それができないのでれば、終了時間を作るべきです。

     
    体験システムを装着させた状態で質疑応答に答えない
     質疑応答に答えている間、システムを止めてはいけない。常に稼働していなければならない。より多くの人に体験してもらいたいコンテストや展示において最も避けなければいけないことは、「展示品を装着やプレイした状態で質疑応答に答えることです」ことです。

      たとえば、ゲームシステムを展示したとして3分でゲームが終了します。本来であれば、次の体験者にパスしなければならないのですが、体験者がコントローラや装置を持ったまま、装着したまま、質疑応答に答えてしまうと、次の体験者にパスすることができなくなり、展示の回転をスムーズに行えません。質疑応答時は、システムを次の体験者にパスしてから行わなければいけません。 IVRCなどでは、これらが行われていないため、毎年必ず長蛇の列になります。(あえて人気があるのを示すために行列を作るという手もありますが・・・・行列のため審査員がプレイできなかったでは、意味がありませんよ)

    展示要員と引き継ぎを考える
     システムをスムーズに行うためには最低2名必要です。理想は3名でA:システム説明する要員、B:システムをサポートする要員、C:質疑応答に答える要員です。 AとBは同じでもよいかもしれません。  

    Aが並んでいる客にシステムの概要を話す。(または装着する) 
    Bが体験者にマンツーマンで説明する。 
    Cが体験者の質疑応答に答える。 

     これがうまく回るとスムーズな展示が行えます。Cは体験者の疑問に思っていることを一番耳にします。同じ質問に何度も答えなければいけません。(同じ質問を何度も聞くということは、あなたの作ったシステムが理解できないということです。)す。CはAに「○○について質問が多いから最初の概要時に説明を追加してほしい」と伝えれば同じ質問は減ります。また、次の日までにポスターなどに説明文を追加しておくのも良いです。
     最低2名いれば回すことができますが、朝から晩まで交代もせず慣れない説明し続けるだけの体力がある人は少ないでしょう。別の要員と交代する必要があります。その際、システムの状態、体験者の状態を伝え円滑に交代を行うようにしてください。

     
    威圧感を与えない。
     体験者が入りやすい空間作りを考えてください。  交代要員が大勢いるのはベストですが、その要員が、展示ブースの前に大量に屯っていると入りにくいです。特に、同じコスプレしてブースの前に居座るのは辞めましょう。怖いです。多くても4人が上限だと思います。残りは、バックヤードに隠れるかしてください。
      ラブホテルの入り口に、人(黒スーツの)が大量にいたら入りにくいですよね?それと一緒です。たぶん・・・・

     
    壊れないロバスト設計
     1,2人の体験者であれば問題ありません。あなたのは1,2人の体験者で満足しますか?一日に100人も体験するのであれば壊れない設計にする必要があります。壊れやすい段ボールやガムテープは論外です。(私は好きですが・・・。)  必ず想定外の事態が発生します。大抵の場合は、子供たちです。子供たちは無茶をします。我々が想定していた以上の荒い使い方をします。壊れないように設計に心掛けてください。それでも壊れますから、必ず予備2個以上作ってください。
      壊れたときは、「あぁ~ぁ・・・・・・」という顔を体験者に見せないでください。子供が泣き出します。「いいですよ。問題ありません。替えがありますから キリッ」と何事もなかったように毅然と対処してください。あなた達は夢を与える作品を作っているんですから!

     
    想定外に対応できる能力
     想定外の故障が起こる場合もあります。「壊れたから展示できません」と諦めるのではなく、なんとかして「直す」、または「作り変える」ように心掛けてください。修復不可能な部品が出たとしてもその部品を避けて、なんとか展示できる状態に復旧するように心掛けてください。

     以下に明和電機さんのマシントラブル対処法の動画を張り付けておきます。 

    情報系はみんな「あの時は動いていました」とか言い訳する Sun Mar 20 03:43:00 +0000 2011 via あの人

    展示環境を考える
     展示会場の環境によっても様々な問題が生じます。
      • 照明や日光などで、赤外線センサの値が取れない。
      • 会場が狭すぎてカメラの画角が取れない。
      • 周りの音が喧しすぎてシステムの音が聞こえない。
      • 会場のシートのニオイがきつくて、においセンサの値がおかしい。
      • マイクの音が騒音で拾えない
      • 無線LANが飛ばない

     研究室の環境と異なる様々な問題が生じます。 
     「こんなはずじゃなかった」ということにならないように、最悪の事態を想定してください。自分たちのシステムで重要なことはなんなのか、最悪でも何を確保しなければいけないのか、なにが最低限あれば良いのかを考えてください。
      IVRCの会場である日本未来館ではBluetoothは使えますが、ASIMO君が暴走するという話も聞いたことがあります。事前に「○○はダメでしょうか?」など聞くようにしてください。事前にロケハンして会場を見ておくのもよいでしょう。

     
    荷物を忘れない
     自分たちの研究室や学校で展示するのであれば荷物を忘れたとしても問題はありません。 近くに秋葉原があるのであれば、殆ど全てのものが手に入ります。しかし、慣れない土地や海外、SIGGRAPH,LavalVirtualでの展示を考えてください。日本で売っているものが手にはいる保障はありません。荷物や部品を忘れるということは展示そのものができなくなる可能性があります。「システム調整中」と書いた紙のバックヤードの裏で何をするつもりですか?  予備部品や工具なども含めて忘れ物のないように注意してください。
     理想は、研究室から離れた場所で、一度、システムを組みます。その場所で、すべての荷造りを行えば忘れ物はなくなります。(それでも忘れますが・・・・)  完璧な荷造りを行って安心してはいけません。展示会場に、すべての荷物が届かなければ安心できません。車やタクシー、空港、駅で荷物を忘れる、盗まれる可能性もあります。一人の荷物に重要な部品を集中するのではなく、予備も含めて分散さえておくと良い場合もあります。(それでもダメなときもありますが・・・)

     
    助けてもらう
     英語が分からない、お腹がすいた、交代できない、荷物がない、部品がない、ACアダプタがない、キーボードがない。半田ごてがない。ガムテープがない。体験者が嘔吐した。 展示中にさまざまなトラブルが発生します。一人で悩まないで、回りのグループや管理者に助けてもらってください。「○○ありますか?」といえば、大抵、快く貸してくれます。特に海外だと日本人のチームが近くにいるだけで心強いです。また、そこから新しい出会いが生まれることもあるかもしれません。

      私は、過去にLavalVirtualで展示を行ったとき、どうしても忘れてはいけない最も重要な部品を忘れたことを準備している最中に気付いたことがあります。その部品がないと展示ができません。 他の日本人のチーム(筑波大)に聞くと、これからフランスに来る先生がいるとの情報を聞きました。即、研究室の学生に「荷物を持っていまから、成田空港に行くように」と連絡して成田空港で「筑波大学 ○○先生」と書かれた紙を持たせて、荷物をその先生に持って来て頂いた経験があります。なんとかなりました。
      困ったことがあったら、回りの方に助けてもらいましょう。(回りのチームが持っているだろうと期待して、半田ごてを持ってこないと、どのチームも持ってこなかったりする可能性もあるから注意です。)

     
    写真、映像を撮る
     必ず写真を残してください。学内広報誌や論文などで必ず必要になります。全体図やプレイ体験者を必ず写真や映像に残してください。体験者の表情が写るようにしてください。
      私たちの開発したMommyTummyではは、全ての体験者(IVRCを除く)の写真を記録しています。このようにアーカイブしておくことで、体験者の人数の把握、性別の把握、年齢層の把握が写真で行うことができます。(どこかに公開する場合委は、肖像権の問題などありますが・・・・)

     
    アンケート
     開発したシステムをIVRCなどで展示して終了するのが最終目標ならいいのですが、その後、LavalVirtual,SIGGRAPHや論文などに繋げたいのであれば、アンケートなどを行い、次のステップにつなげるための評価を行ってください。

     
    パンフレット
     制作システムを紹介するパンフレットやチラシを用意してください。ほとんどの場合、家に帰ってから捨てられる可哀そうな運命を辿ることになりますが、中には取材依頼が来たりすることもあります。かならず連絡先を記載するようにしてください。
     私たちのMommyTummyでは、母子手帳型のパンフレットになっており、インスタントカメラで撮影した体験者の写真を貼ってプレゼントします。体験者自身の写真を貼ることで、このパンフレットは捨てらません。(写真だけとって捨てらる可能性もありますが・・・。)

     
    笑顔と声と挙動不審と清潔感
     笑顔で接客すること。これは当たり前のことですが、最初に笑顔で「こんにちは!」と挨拶しましょう。余裕があったら「ぽぽぽぽ~ん」。会場はザワザワしていて小さい声だと聞き取りづらいです。必ず大きめの声で説明してください。(トーンは各自調整してください。)
      工学系の男子の中には、ブツブツと小さい声で話す人が多いです。また、緊張するとクネクエ挙動な動作をする人も多いです。説明すること、人と接することに慣れてください。
      そして、もっとも重要なのが「風呂にはいる」「歯を磨く」「洗濯する」ことです。ニオイ、体臭や口臭は自分では気が付きません。すくなくとも展示の前日には風呂に入ってください。そして洗濯した清潔な服を着てください。不衛生な状態で説明されると苦痛です。素晴らしいシステムを作っても、説明者が不衛生な状態だと逆効果です。

    イリュージョンモード
     これが良いのか悪いのかわかりませんが、想定外の状態に備えて「いかさまモード」を作ってください。私は「イリュージョンモード」と呼んでいます。

     1.キーボードでセンサの値を操作できる
     センサが壊れたとき、「動きません」では展示ができません。そのとき、せめて展示の形ができるような形にすることが大切です。(コンテストなどでこのイリュージョンを使うのは問題ですが・・・)

     2.システム操作できる 
     たとえば、ゲームシステムで小さい子供があと少しでクリアできそうだけど、時間が残り1秒しかない。でもクリアさせてあげたい。「GameOver」「TimeOver」でガッカリさせたくない場合、キーボード操作などで、時間を延長、または、HPの増減を行えるようにしておくと便利です。
      また、クリアするまで子供たちは何度も並びます。本当に何度も・・・。それは喜ばしいことなのですが、1人が何度も並ぶとそれはそれで迷惑です。気持ちよくクリアさせてあげることも重要だと考えます。 

    3.画面の推移ができる
      容易に画面の推移や、決まった地点から開始できるようにしてください。展示を行っているとテレビの取材など受けることが多くなると思います。「さっきの終わりのシーンの絵が欲しいんだけど」「最後のボスの絵が欲しいんですが」と言われたときに、最初からボスが出てくるまで待つのは時間の無駄です。


     
    展示に金の掛からないシステムを考える
     作品制作にはお金がかかります。大抵のシステムは作ってしまえば、それ以上の費用は対してかかりません。(修理などにもお金がかかりますが・・・。)
      展示そのものにお金が発生する場合があります。たとえば、我々がIVRCで展示を行ったラフレ。これは飲食物を食べた口臭をトリガーにするゲームです。展示するためには大量の飲食物を用意しなければいけません。衛生面や賞味期限もあるので、後日に取っておくこともできません。また、MommyTummyではインスタントカメラで写真を取ります。このフィルム1枚り約70円かかります。体験者が10人いれば700円です。100人で7000円になります。体験者が増えれば増えるほど費用が増えていきます。 
       研究室に大量の予算がある場合は良いのですが、そうでない場合は、大赤字です。なるべくお金を掛からないようなシステムを構築しましょう。先生に負担をかけないでね!


     
    世界観をつくる
     あなたの作品はどのような世界ですか?あなたのブースに一歩踏み入れたら、その世界が分かりますか?ドキドキ、ワクワク感が伝わってきますか?その作品のコンセプトはなんですか?
      作品に世界観を持たせてください。医療系の作品であれば病室をイメージする外観や白衣などのコスプレ、育児系の作品であれば、ベビーベットや粉ミルクのにおい、ゲーム系であればそのゲームの世界観を感じられる小物やコスプレ。そういったものを用意しているだけで世界観は作れます。

     
    ストーリを考える
     どのような流れで説明するのが良いかを考えてください。何を行うシステムなのかを説明ぜずに、センサや技術の説明をされても体験者はサッパリ分かりません。システムの目的、内容を述べた上で、詳細を説明するように行ってください。
      また、そのシステムが何が優れているのか、何が素晴らしいのかを必ず説明してください。 例えば、扇風機。 「高速に回転するシステムなんですよ!一秒間で100回転します!」と説明しても「ふぅ~ん・・・・・」ってなってしまいます。「回ることで、風が発生させて涼しくすることができます」と説明すれば「なるほど!」となります。 そのよに説明すれば良いか、そのストーリと流れと良く考えてください。

    ゴミはゴミ箱へ、現状復帰は当たり前
     ゴミはゴミ箱に捨てましょう。展示が終わったら自分たちの荷物だけ持ってソサクサと会場を後にする人がいます。ブース設営したときと同じレベルまで綺麗にすることを心掛けましょう。
     会場担当者やIVRC実行委員会や未来館のご厚意で、まとめて処理してくれるかもしれませんが、あなたの持ち込んだゴミは可能な限り持ち帰りましょう。会場に捨てられる場合は、指示に従って分別して捨てましょう。
      過去に海外で展示したとき、こんな状態で、撤収している日本チームを見ました。非常に残念でなりません。海外にいても日本の誇りを忘れないようにしましょう。「やはり、日本人はすごいな!」と思わせる努力をしてください。お願いします。    

     
    壊さない
     さまざまな展示会場は、誰のものですか?あなたのものですか?違いますよね?主催者が会場運営者から借り受けて展示をしています。その会場を壊したら大変なことになりますよね?過去には壊して黙って帰ったチームもいたと聞きます。そうなるとどうなりますか?主催者側がお叱りを受けることになります。大会事態が無くなる可能性もある理由です。故意で壊したわけではないのは分かりますが、壊したのであれば、 「事故で壊した。申し訳ない」との旨を誠意をもって報告、謝罪すべきです。あなたたちは大学生ですよ。

     
    安全を考える

    ことを起こすときに、もうちょっと最悪な場合を考えたほうがいい Mon May 09 10:00:03 +0000 2011 via あの人

     体験者の安全を考えてください。あなたのシステムが暴走して、体験者を傷つけることはありますか?体験者に怪我を負わせてはいけません。
     私のシステムで過去に「体験者をずぶ濡れにさせた」ことや「嘔吐」させた辛い経験があります。
     そうならない為に、あなたのシステムの安全性について考えてください。相手は子供が多いです。想定外のことを平気でしてきます。

      貴方のシステムが暴走して、起こる最悪の事態はなんですか? 
     常に最悪のことを考えて、それを防ぐためにはどのようにすべきかを考えてください。主電源を瞬時に切る必要があるのであれば、主電源スイッチをすぐに切れるように工夫してください。   

     

    企画を考える

     IVRCやコンテストなどの企画について私なりにまとめてみました。ご参考にしていただければと思います。
     毎年、研究室で参加しているチーム、それなりのノウハウが存在していますが、初めて参加するチームにはそのノウハウが存在しないので、少しでも参考にしていただければと思います。

     
    アイディアを出す
     第一段階として、下記の項目は無視して、とりあえず考え付くだけのアイディアを出すことに専念しましょう。なんでもいいです。アホなアイディア、セクシャルなアイディア、実現不可能なアイディア、あったらいいななアイディア、ありとあらゆる考えられる全てのアイディアを出し尽くしましょう。おそらく100個ぐらいは出ると思います。

      私は、IVRCの審査員を務められている明和電機の土佐社長のワークショップに非常勤工員として採用されたことがあります。(2日後にリストラされましたが・・・)そのワークショップで明和電機式のアイディアの出し方というものおこなっていたので紹介しておきます。「おかしな発想シート」というものです。 

     こちらのURLで詳しく紹介されています。 
    http://blog.excite.co.jp/dezagen/9960286/ 

     アイディアが浮かばなかったら、こういった方法もよいと思います。
     小坂式では、ブレインストーミングが一番効果的かと思います。 ブレインストーミングには4つの原理が存在します。(Wikiから引用)

    ○判断・結論を出さない(結論厳禁)
     自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。 
    粗野な考えを歓迎する(自由奔放) 
     誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。 
    量を重視する(質より量)
     様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。 
    アイディアを結合し発展させる(結合改善) 
     別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される 

     一人100個程度考えたアイディアをグループ全員で発表します。5人集まれば500個のアイディアが出ます。 自分が考え付かなったアイディアも出てきます。そして、そのアイディアに自分のアイディアをくっつけることもできます。 他人の突拍子もないアイディアを聞くことで自分の脳が活性化します。 
     この時、かならずアイディアを黒板に書くか、付箋に書いて残しておいてください。あとで整理するときに必要になります。

     また、専用のWebサイトを用意すると良いでしょう。Wikiでもblogでも構いません。アイディアを投稿して、それに対して他のメンバーがコメントできればなんでもかまいません。

     私は、一人で考え混まないことが大切だと思います。 「こんなアイディアってどうよ?」と仲間内で気軽に話してみてください。

     このアイディアの段階では、「これだ!」という段階で絞りこまないようにしてください。質より量を優先してください。


     
    なんの役に立つか考える
     あなたの制作したシステムで、どのような社会貢献ができますか?作ったシステムがいったいなんの役に立つか考えてください。無意味なシステムを作っても意味がありませんよ。面白いだけのシステムも良いのですが、「将来、このような技術に使える。このような応用に使えます」と言えるレベルまで自分の作品を昇華させてください。

     
    なんで?を理由を考える
     全ての制作物には理由が必要です。理由が必要ない場合もありますが、「○○とういう理由から、■■なんですよ」と言えると「なるほどねぇ~」と納得してもらえる確率が高くなります。
      たとえば、私が学生時代に風ディスプレイを開発しました。そのコンテンツとして「風を感じながら逃げたパンダを捕まえる」というゲームを作りました。割と好評だったのですが「なぜパンダなの?」「風を感じることができるシステムなのに、なぜ?パンダ?」と質問を受けたことがあります。たまたま昔モデリングしたパンダのデータがあっただけなのですが、これがパンダでなく「風神」なら理解してもらえたはずです。 あなたの作ったシステムは、何故?そのようになっているのかをよく考えてください。。なぜ、そのキャラクタなのか?なぜ、そのGUIなのか?なぜ、そのコンテンツなのか? 誰もが納得できる理由を考えて実装してください。

     
    プレイして楽しいか
     多くの人がプレイ、体験して楽しいのかを考えなければいけません。あなたたちの作品の面白さはなんですか? ワクワク、ドキドキのポイントはどこですか? 自己満足で完結してしまってはいけません。 なぜ、その展示が楽しいのかを考えましょう。 そして、実際にコンテストや展示会に応募する前に多くの人に体験してもらいましょう。 その時に、ビデオカメラなどで体験者の映像を記録してどこで笑ったのか、 どこで喜んだのか、どこで表情が曇ったのか、どこで操作に困ったのかを詳細に記録して、より良いシステムに仕上げる必要があります。

    シンプルに、そしてキャッチコピー
     あなたたちのすばらしい作品、コンセプトだったとして、その説明するのにに4,5分かかるようであればあきらめてください。直観的にわかり易くシンプルにしてください。少しの説明だけである程度は理解できる内容にしなければいけません。
     いろいろ組み込みすぎて訳のわからないように注意してください。本筋はしっか筋を通してシンプルにしましょう。

     あなたたちの作品のキャッチコピーを考えてください。短い言葉で表現してください。

    体験後になにが残るかを考える
     体験後に「あぁ面白かった」と思っていただける作品を作るのも重要ですが、あなたちの作品を体験して何が残るのかを考えてください。
     MommyTummyであれば妊婦が受ける身体的負担の大変さを体験し、体験後に「妊婦さんに対してやさしく接しよう」という意識付けができればと考えて作成しています。 
     遊園地のジェットコースターは次のアトラクションを体験するとジェットコースタの体験は忘れてしまいます。 あたたたちの作品は、体験者がIVRCなどの作品をすべて体験し終わったとき、印象に残ってる作品にしなければいけません。

      あたたたちの作った作品に明確なコンセプトや社会的背景を組み込んでください。

    展示性、実現性、安全性を考える
     あたたちの考えた企画は本当に実現できるかを考えてください。スペースも限られています。子供もたくさん体験します。「本当に可能ですか?安全ですか?」
     「人をぶっとばす」企画を作ったとして、限られたスペースで本当に大丈夫なのか?モータば暴走しないか。技術的に可能かを考えてください。
     展示性についても考えてください。
     「マイク使った作品」を考えたとしましょう。会場は騒音です。さまざまな音がまじりあっており、工夫をしないとふつうのマイクでは音は拾えないと思ってください。
     また 「全身に痛覚を呈示するデバイス」を考え付いたとしましょう、 特殊なジャケットを装着すれば可能かと思いますが、 IVRCなどの展示で本当にそれが可能か考えてください。

    • 全身にジャケットを装着するのに一体どれだけの時間が必要なのか?
    • 体験者が厚手の服を着ていたら?わざわざ脱がすのか?
    • 腹部に電極を装着させるとして、女性の場合は?脱がすのか? 
    • ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着する作品を作ったとしましょう。HMDには年齢制限があります。小さな子供に装着できませんよ。

    研究室という特殊な環境では可能なことも「展示」という場所では、「できることとできないこと」があります。 よく考えてください。

    審査員を考える
     IVRCでなどのコンテストで審査をするのは一般人ではなく審査員です。(一般の体験者が審査する部門もありますが・・) 万人に受ける作品を作れたとしても、審査員に受ける、または、理解されなければ正統な評価を得ることはできません。 IVRCなどのコンテストなどは審査員の一覧が公開されています。 

     ざっと見てみると審査委員長から、審査員まで含めると18人の審査員がいます。 全人類66億人に対して受ける作品を作るのではなく、この18人に受ける作品を作れればよいのです。 と、簡単に言いましたが、非常に特徴のある審査員の方々。一癖も二癖もあります。この審査員の方々に受けるのは非常に難しいです。しかし、殆どが、大学の先生や研究者の方々で、それぞれ専門を持っています。 

    「あの先生、こんな研究していたな、中途半端な事だと見抜かれるな・・・・」
    「あの先生、この辺が専門じゃないから、行けるかな・・・」
    「あの社長さんは、変なものが好きだから、ウケ狙いで、これを出そう!」 

    という推測はいくらでも可能です。 各審査員の先生方の特徴を調べてみてください。少なくとも審査員の先生方が過去に行ってきた研究は調べておいてくださいね。

     
    過去の受賞作品を考える
     IVRCは今年で19回を迎えます。その数だけ作品が出ています。 過去、どのような作品が受賞したのか良く調べてください。 毎年、プレゼンテーション審査に「それ、過去にあったよね?」という作品が多く上がってきます。 過去作品との明確な相違があればいいのですが、毎年「うん、同じだね・・・」という残念な結果です。 着眼点は素晴らしいのですが、ちゃんと過去作品を調べて応募するようにしましょう。

     
    賞を考える
     IVRCにはさまざまな賞があります。 
      • 総合優勝 GrandPrix 
      • 日本VR学会賞 
      • 岐阜VR大賞 
      • 川上記念特別賞 
      • LavalVirtual賞 
      • DCEXPO ConTEX 賞 
      • DCEXPO ConTEX 招待 
      • 未来観客賞 
      • 協賛企業賞(明和電機賞)

     あなたたちとしては、当然総合優勝をめざすべきかと思います。しかし、どれかの賞には受賞したいと思うでしょう。あえて、各賞にターゲットを絞るという手もあります。 

    ●総合優勝
    総合優勝は、書類審査、プレゼンテーション審査、ビデオ審査、決勝大会の合計得点で決まります。書類審査から全力で臨んでください。 

    ●岐阜VR大賞
     昔は、岐阜大会→東京大会という順で審査を行ってきました。いまでもIVRCは岐阜との繋がりが深いです。この賞は岐阜のお偉い役人の方(すみません)が独断で決める賞だと記憶しています。
     通用するかわかりませんが、岐阜の特産や名物を使った作品をさりげなくアピールする作品を作成するなどすると受賞できるかもしれません。(そんな見え見えの手が通用するとは思えませんが・・・) 

    ●LavalVirtual賞  
     フランスのLavalVirtualに招待されます。フランス人が受けそうな作品が良いでしょう。毎回、ビジュアル性、アート性の高い作品が選ばれています。フランスの文化や価値観を良く勉強しておきましょう。フランス人にウケるにはどうすればいいか、フランスのVRの現状について調べましょう。 

    ●川上記念特別賞  
     2009年9月21日に逝去された東京大学の川上直樹先生のバーチャルリアリティへの貢献と情熱を永く記憶として残すべく設立された賞です。 川上先生はIVRCの第1回大会の総合優勝を飾った東京工業大学のチームの主力メンバーとして活躍され、その後、企画委員としてIVRC の発展に貢献されていた先生です。
      この賞は「川上先生であったら、賞をあげるであろう」「川上先生が好きそう」という作品に贈られます。 過去に川上先生が行ってきた研究をリサーチしてください。 

    ●明和電機賞  
     明和電機の土佐社長が独断と偏見で選ぶ賞です。過去の受賞された作品を見てください。かなりぶっとんだ作品が受賞されています。良い意味で「アホな」「おかしい」「バカバカしい」作品が選ばれています。 明和電機さんをご存じでない方は、調べてください。  

    ●未来観客賞  
     科学未来館の賞です。来場者の人気投票によって決定されます。来場者にはシールを1つ渡されます。そして最も良かった作品を投票し、展示期間で最も人気のあった作品が受賞されます。展示中は子供たちの来場が非常に多いので子供たちにウケる作品が毎年受賞されています。

     
    メッセージ性を出す
     楽しいシステムを作ることは重要です。「楽しい」を科学していますか?なにをすれば人はそれを楽しいと認識すると考えていますか?どうすればいいですか?
     「○○したほうが、楽しいじゃないですか~」という主観的な考え方は捨ててください。確かにそうかもしれませんが、「なんでなのか」を考えてください。

     楽しい、面白いシステムを作るのは重要ですが、あなたたちはこれから社会にでてエンジニアや技術者として飛躍していく立場です。面白いだけは、卒業しましょう。決して面白いことを否定しているわけではありません。あなたたちの作ったシステムに何の意味がありますか?どのような社会的貢献を目的として作成していますか?これからは面白い作品に加え社会的になんらかの価値や貢献を持たせた作品を作るべきです。
     これから作る全ての作品にメッセージ性やコンセプト、社会情勢などを盛り込むべきだと私は考えます。


    VRの意味を考える
     みなさんはバーチャルリアリティの日本語訳を知っていますか?知らない、よくわからない人は今すぐ、学校の図書館に行き、舘先生の「バーチャルリアリティ入門 」を読んでください。
     IVRCはバーチャルリアリティのコンテストです。面白い作品を作るだけのコンテストではありませんよ。
     あなたたちの作品を体験した子供たちは、現実社会でどのような効果を得られますか?「あぁ楽しかった。面白かった」だけで満足ですか?あなたちの作品を経験することで、どのような変化や改革を行うことができるのか、それらをよく考えましょう。

    VR技術の本質的なところは,「コンピュータ世界の中に入り込む」という点である.つまり,通常のヒトと機械の関係が,両者が対面するという状況において語られるのに対して,この場合は包含的である.ヒトにとって見れば,機械が環境化するということである. Sat May 28 07:37:01 +0000 2011 via あの人



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