• mommy00.jpg妊婦体験システムMommyTummy(マミータミー)

目的
 妊娠中の女性の大変さを、どれだけの人が理解しているでしょうか?おそらく多くの人が、理解できていないのではないでしょうか。大きくなっていくお腹での、階段の上り降り、洗濯や掃除など身体的負担、出産や育児などのメンタル面、食事制限、衛生面、それらを全て理解している人は少ないのではないでしょうか。
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 そのため、「混雑する電車やバスの中で席をゆずる」「妊婦の近くでタバコを吸わない」など妊婦への配慮を怠ってしまいます。   
 妊婦の大変さ、喜びを体験することができれば、妊婦に対してやさしく、また生まれてくる子供に対して愛情を持って接することができるのではないでしょうか。 

 そこで我々は、妊娠体験システム「MommyTummy」を提案します。MommyTummyは、育っていく胎児の重さ、温かさ、胎動など胎児の成長過程を呈示し、妊婦が受ける身体的負担と胎児が成長する喜びを疑似体験することができます。

 妊婦の『辛さ・大変さ』『喜び』を疑似体験することによって『生命の尊さ』『助け合いの大切さ』『親への感謝』を感じさせることを目的としています。



システム概要
   MommyTummyは、妊娠過程を疑似体験することができるインタラクティブシステムです。ユーザはジャケットを装着し、胎児の成長、重さ、胎動、鼓動、体温を感じることができます。また、腹部をなでる、声をかけることで胎児とのコミュニケーションを図ることができます。
 胎児は徐々に成長し、それに合わせジャケットの腹部の大きさや、重さが変化します。そして一定の成長を遂げると胎児が腹部内を蹴る胎動や心臓の鼓動を感じることができ、胎児の成長を感じることができます。
 
 胎児には「機嫌」の感情モデルがあり、腹部を触るなどコミュニケーションの方法により感情は変化します。腹部を乱暴に触ると「機嫌が悪い」の感情、丁寧に腹部をなでると「機嫌が良い」の感情へ変わります。この「機嫌」により胎動の頻度、心音の強さ、成長速度が変化するようになっています。
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システム構成
 MommyTummyには水袋、タッチセンサ、曲げセンサ、エアアクチュエータ、バルーン、バイブレータが設置されています。
 水槽内の水をポンプを用いて水袋に注入することで、成長していく胎児の重さを呈示します。水槽の水はヒータを用いることにより羊水の温度である37-38度に保たれ、胎児の体温を呈示します。バイブレータが心音を呈示し、腹部に設置されたタッチセンサと曲げセンサが、腹部をなでた強さを計測します。
 エアコンプレッサからの空気を電磁弁により制御することにより、エアアクチュエータが動作し胎児の胎動(蹴った感)を呈示します。また、胸部に設置されたバルーンを膨らますことにより胸のふくらみも呈示します。
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動画


写真

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受賞
    • LavalVirtual2010 Awards "Medicine and Health" 受賞(2010/04) 
    • 石川コンテンツマーケット2010 最優秀賞(2010/03)
    • 第8回 芸術科学会展2010 第4部門 ゲーム・アプリ・ガジェット部門 最優秀賞(2010/03)
    • 第17回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト 総合優勝 (2009/10)