【DCEXPO2009】「国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」東京大会が開催~VRやARで学生が競う
http://www.inside-games.jp/article/2009/10/27/38435.html
01:Mommy Tummy(金沢工大学園/感じるケバブ)
水袋などを搭載したジャケットを着て、妊娠過程を疑似体験できる作品です。水槽内の温水をポンプで注入することで、胎児の体温や重さが体感できます。ジャケットにはバイブレータとエアアクチュエータも装着されており、心音や胎児の胎動を表現します。タッチセンサと曲げセンサによって腹部を撫でた強さも計測され、胎児の成長を感じたり、コミュニケーションが図れるのです。胎児には機嫌の感情モデルがあり、これによって胎動の頻度や心音の強さ、成長速度が変化するようになっています。男性にも妊娠体験を理解してもらうことがコンセプトで、足下の小物を拾わせたり、記念写真を撮影するなど、総合的な体験展示がなされていました。
Mommy Tummy チームリーダー 岩本拓也さん(金沢工大学園・岩本拓也さん)
本当に嬉しいですね。(徹夜続きで)あんなに辛い思いをして、やる価値があるのかとずっと思ってましたけど......でも、やる価値はありますね。きっかけは、i-tokyoで展示された「La flèche de l'odeur」でも使われている、エアーアクチュエイターです。お腹に当ててみたら、偶然にも胎動の動きにそっくりだと言われて、これだっ!と。(前回からステップアップしての受賞で)賞の重みが違いますね。責任があるというか......でも、心地よい重みです。「La flèche de l'odeur」でラバル・バーチャルとシーグラフにも入選して、その時の経験も非常に生きています。締め切りまでのモチベーション維持や、英語での投稿という点で、とても鍛えられました。ありがとうございました。
今回はインタラクティブ東京で「La flèche de l'odeur」が出展され、スタッフが足りなくなったため、昨年度優勝した「YOTARO」(筑波大学)のチームメンバーが展示を手伝うという姿も見られました。共にラバル・バーチャル、シーグラフに出展しており、国際展示を通して交流が深まったとのことです。展示スタイルに「YOTARO」チームから大きなアドバイスもあり、岩本さんも「彼らの助言がなかったら絶対に優勝できなかった」と感謝していました。
ともあれ、この奇天烈なVR作品がシーグラフをはじめ、海外でどのように評価を受けるのか、今から楽しみです。そして一回り大きくなって、来年度のインタラクティブ東京で再び体験できることが期待されます。
