小坂研究室のメンバーと小坂講師がエンタテインメントコンピューティング2008(EC2008)において、カンテーレ賞および芸術科学会 最優秀論文賞を受賞しました。 エンタテインメントコンピューティング2008は,エンタテインメントとそれを取り巻く計算機技術に焦点を当て総合的に議論しようとするシンポジウムです。カンテーレ賞は,30件のデモ展示の中から専門家により選ばれたものです。また,芸術科学最優秀論文賞は,40件の口頭発表のなかから選ばれたものです。
■関西テレビ・カンテーレ賞
口臭を入力とした吹き矢型デバイスの開発
岩本 拓也,小倉 慎司,笹山 裕輔,村 啓太,任田 吉孝,田中聖也,小坂崇之
口臭とは飲食をする我々にとって避けて通れない問題である。口内の細菌や歯に残った食べカスから発生する悪臭は、人に不快感をあたえ、さらに指摘しにくいなどタブーの領域である(図1)。そこで我々は、タブーである口臭を入力として用いることで新しいインタラクティブシステムを開発できると考え、本企画では、口臭を入力とする吹き矢型デバイス、吹き矢型デバイスを用いたコンテンツ"La flèche de l'odeur"の開発を行った。
■芸術科学会・最優秀論文賞
Wind Stage (Wind Display & Wind Camera)の開発
小坂 崇之
本論文では、全方位の風記録と再生を可能としたWind Stageを提案する。我々は全方位型風覚ディスプレイを提案してきている。しかし、現在の風速計の風向きは風見鶏に代表されるように解は1つしか定まらずリアルな風を計測しているとは言い難いのが現状である。そこで我々は風速計を球状に複数配置することにより他方向からの風を同時に記録することができるWind Cameraを提案する。本論文では、開発したWind Camera、記録した風を再生するWind Display、その二つを統合したWind Stageについて述べる。
